女性の運転が苦手には理由があった!男性が理解できない「女性脳」の仕組み

自動車

こんにちは。塾長です。

女性に趣味を聞いた時、「ドライブ」という回答が得られた場合、それは「誰かの運転で」という前置きが隠されているケースがほとんどと言うこと、知ってました?

そう、自分の運転ではないんです。

一方男性の場合は「自分が運転するドライブ」の意味合いがあり、行動が複数である女性とは異なり、単独での行動も含まれるのが特徴です。

女性と男性でこうも一つの物事に対して差が出るものなんですね。

では、この「違い」はどこから来るのでしょうか。今回は、「脳科学」の観点から、男女による車に対する違いを見ていこうと思います。

役割による違い

男女による違いは、色々な分野で物議を醸してきました。

車に於けることもその一つとして昔から様々な説が説かれてきましたが、「脳科学」の進んだ現代では、少しずつではあるもののそのメカニズムは解明されつつあります。

まず、「運転技術」の面からすると、「運転が苦手」なのは圧倒的に女性が多いことが挙げられます。

女性の社会進出が目覚ましい昨今からは矛盾するようなデータですが、これを紐解くには原始時代にまでさかのぼる必要があります。

原始時代の男性の役割

原始時代、旧石器時代とも言われているこの時代の我々人間は、男性が狩りをして獲物を捕り、女性は家庭の切り盛りをして生活を支えるシステムが構築され、繁栄してきました。

因みにこのシステムは形を変え、現代にまで受け継がれています。

さて、そうした中で「狩り」をしてきた男性は、時として獰猛な肉食獣に「狩られる」リスクもあったんです。

獲物の習性を考慮し、気付かれないように接近して捕獲を試み、もし逃げられても第2第3の連携を組織して確実に獲物を捕らえるようにしたうえで、自分が狩られないように対策を怠らない。

当時の狩りとは、命がけだったことが伺えます。

それだけの「危険予測」や「突発的判断力」は、車の運転にも通ずるところがありますね。

原始時代の女性の役割

一方女性は、家庭と言う限られた空間の中で家事、育児にいそしみ、生活の下支えを担ってきました。

ご近所さんと独自の交流ネットワークを築き上げ、「助け合い」の精神で良好なお付き合いを保つことは現在ならいざ知らず、当時の狩り担当の男性陣にはかなり不向きであったことは想像に難しくないですね。

また、女性陣が危険な狩りに出向くとどうなるかもしかりです。

「性」の違い

「役割」に反することは双方不向きであることがご理解いただけたでしょうか。次は「性別」にフォーカスしていきます。

男と女は似て非なるもの」で、体の形は似ているものの、比べていけば全くの別物であることが改めて認識できるでしょう。

体の違い

一番の違いは、女性は赤ちゃんを産むことができ、男性は産むことができないことでしょう。

母乳によって新生児を育めるのも女性だけです。

かたや、男性は少しトレーニングすれば強い筋力を発揮する事が出来ますが、女性は専門的でかなりハードなトレーニングメニューを達成しない限りそこまでの力は出せません。

実は「脳」も別物

意外かもしれませんが、「脳」もまるで別物なんです。

女性はコミュニケーションの分野ではかなり優秀で、「マルチタスク」を得意とするのも特徴です。

つまり、複数の事を同時、若しくは短期間的にこなす事が出来るのです。

専門的研究によれば、マルチタスクを実行しているときは、その物事に対して別々の脳領域で情報処理していて、短時間で頻繁に切替を行っていることがわかっています。

例えば、友人と電話をしながらパソコンで会社にメールを送るなどしている時は、脳内の情報処理が電話とパソコンを頻繁に行き来していることになります。

そんな高性能な脳を持つが故、それがかえって仇となってしまったのが、「車の運転」というわけです。

成人ならばある程度の制御は出来るので、意識すれば正常な運転は可能ですが、制御している以上「集中するストレス」はかかっていますので、例外や程度の大小こそあれど、女性にとってはシンドイ事となってしまうようです。

一方男性は、「一点集中」が得意で、一見して不器用にも見えますが、一つの物事に対して突き詰める事が出来るという特徴を持っています。

「とは言え、運転だって色んな方に注意を向けなきゃならないし、確認も頻繁にするじゃない」

と、思われるでしょうが、それは集中の質が違うんです。

男性が「運転に特化した集中」なのに対して女性は「運転以外の事に意識が行かないようにする集中」なのです。

脳の違いは別の所でも影響

ちょっと極端な例ですが、「事故する直前の行動」でも男女差があることが報告されています。

男性は車が衝突するまであらゆる手法をこころみ、事故を回避しようとするのに対して、女性は割と早い段階から運転を放棄してしまう人が多いのだそうです。

上記のような運転事情なので仕方がない事と言えなくもないのですが、同じ程度の事故で負傷した男女では、女性の方が圧倒的に回復が早いという興味深いデータがあります。

それは、女性が出産という宿命があるために傷の回復が早くなるよう女性ホルモンが進化したという説が有力とされています。

出産は出血がともなうもので、血の匂いを嗅ぎつけた肉食獣がいつ襲い掛かってくるかしれません。なので少しでも早く出血を止め、傷を回復させる必要があったわけですね。

目線の違い

「男性視点」「女性視点」とよく言いますが、物の見方にも男女差があるようです。クルマに関して言えば、特に顕著に出るのが「ボンネット」でしょう。

ボンネットの見え方

車両感覚を掴むのに真っ先にネックになるのがボンネットではないでしょうか。

ハイエース等の「1BOX」と呼ばれるタイプの車は、運転席~助手席の下にエンジンがある構造のため、ボンネットは最小限(※)に設計されていますが、それ以外の車種では気になる所でしょう。

実際、自然なシートポジションなら、運転席からの視界にボンネットはほぼ見えません。が、「見えなくても在る」ということが女性にとって難解な高い壁となってしまうようです。

男性は感覚である程度正確に推し量る事が出来ますが、女性はそうはいきません。

上述したように、運転以外の事に意識が向かないように集中しながら、ボンネットのサイズ感を気にしながら、車の動き方も考えて…と、ストレスだらけになるわけです。

そのストレスを緩和したい思いからか、近くを見ようと前のめりになりがちですが、あまり極端な人は教習所で注意を受けているはずです。

一方男性は、視点を遠目に見据え、注視している領域より手前側は気にしません。

見えている部分を延長させ、ボンネットで見えない部分を半透明に再現しているイメージを無意識に構築しているとも言われています。

(※)現在の安全基準上、正面衝突時の安全確保のため、1BOX車でも申し訳程度のボンネットが設計されています。現基準制定前の1BOXはボンネットがほぼ無い車種がほとんどでした。

女性や初心者必見の「お助けグッズ」

以上の事から、女性にとって運転は避けて通りたくなるモノであることはご理解いただけたかと思います。

そんな女性の為の「サポートグッズ」があるのをご存じでしょうか。これがあれば、運転のストレスが少し軽減されるかもしれません。

コーナーポール

これは、先のボンネット問題をサポートするアイテムです。

助手席側のボンネットの角に取り付ける「棒」で、ボンネットの感覚を把握し易くなる、というものです。

意外と古くからあり、主に視力の低下した年配者向けに造られ、コーナーポールの付いた車=高齢ドライバーという偏見を生んでしまいました。


セイワ(SEIWA) コンパクトロッドポール K381

シートクッション

車のシートは、ドライバーの体型に対してある程度まで調整が効くように造られていますが、ドライバーによっては過不足が起きてしまうものです。

着座位置を低くしたい時はシートレールの交換や、シートの交換という大掛かりなものになってしまいますが、逆に着座位置を高くしたい時は、シートクッションを使用することで簡単に運転姿勢の改善が図れます


Big Ant 高級シートクッション カークッション 低反発記憶フォーム 座布団 運転用クッション オフィス用 シート座布団 自宅用 腰痛クッション 姿勢矯正 疲れ解消 柔らかい 滑り止め オフィス用 通気性抜群 ブラック

ステアリングカバー

特に若い女性にとって、マストなオシャレアイテムが「ネイル」でしょう。

ですが、ネイルしたその手でステアリング(ハンドル)を握ると、ネイルが邪魔になって運転の妨げになり、危険です。

ステアリングカバーは、シックな車内を華やかにする効果がある一方、ステアリングのグリップ径が太くなることでネイル対策にもなるという、隠れた機能があったんです。


ボンフォーム ハンドルカバー フライングスヌーピー ホワイト S:36.5~37.9cm 軽普通車 6839-01WH

車用フレグランス

女性は、遺伝的に優秀なパートナーを「匂い」で選別し、男性の浮気もすぐに見破ると言います。

それは女性の嗅覚が優れているためとされていて、自分と遺伝的に遠い男性の体臭をパートナーとして優秀と判断し、浮気も自分の知らない女性の匂いがあることで追求されたりします。

アメリカでは、「匂い鑑定士」という職業まであり、そのほとんどが女性であることが知られています。

そんな「匂い」に敏感な女性は、車内フレグランスを「心を落ち着かせる香り」にすることで、平常心を保ちやすくなるかもしれません。


カーメイト 車用 消臭芳香剤 ルーノ リキッド ボタニカル 置き型 アップル & ジャスミン 80ml 45日間持続 L821

撥水コーティング

これは女性のみならずドライバー全般に言える事ですが、視界をクリアに保つことは基本中の基本ですよね。

特に雨の日は、水滴によって視界が不鮮明になり、運転状況が掴みづらくなります。

新車なら、オプションで撥水コーティング加工が付けられますが、中古車など無加工の場合はDIYするしかありません。

撥水コーティング剤の説明書に従って、「フロントガラス」「運転席」「助手席」「両サイドミラー」の4点をコーティングできれば、雨の日も良好な視界が確保できます。が、新車オプションの加工ではないため、こまめな再コーティングは必須になります。


[CarZootプロ仕様]【驚異の撥水力が1年続くフッ素コート剤】窓ガラス用撥水コーティングキット『RainCut-Fu-』

環境を整える事が安全運転の第一歩

突き詰めていくと運転の基礎に立ち返るようですが、まずは運転に際して運転し易い環境を整える事が安全運転に繋がると思います。

自分の体に合ったシートポジションを探し、サポートグッズをフル活用して運転のストレス、不安を極力取り除く工夫をしましょう。

あとはドライバーの心持ち次第でクルマは「相棒」にもなり「嫌われ者」にもなります。

もし毎日の車通勤が苦痛であるなら、苦痛な事、イヤなことをノートなどに書き出してみてください。それらは、対策できるものですか?それとも…気持ちの問題ですか?

コメント

  1. I love looking through an article that will make men and women think.
    Also, many thanks for permitting me to comment!

  2. Thanks for finally talking about > 女性の運転が苦手には理由があった!男性が理解できない「女性脳」の仕組み – 車輪塾 < Loved it!

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