FMトランスミッターの不快なノイズを解消!クリアな音質で快適ドライブ

音楽

こんにちは。塾長です。

ドライブのお供としてマストな音楽を余すことなく楽しめる「FMトランスミッター」をご存じでしょうか。

音楽がデータ化されたことにより、今ではスマートフォンで音楽を楽しむのが普通になっているなか、「車でもスマホの音楽が聞きたい」という人向けに造られたのがFMトランスミッターです。

FMトランスミッターとは何ぞや

FMトランスミッターとは、車のシガーソケットから電源を取り、ラジオのFM波を利用して繋がれた音楽プレーヤーの音楽データを再生する事で、車のスピーカーから音楽プレーヤーの音楽が聞ける中継器の総称です。

昭和のカセットテープから始まり、CD、MDとクルマで聞く音楽媒体は進化し、近年は小型軽量な上にCDと遜色ない音質のデジタル音楽プレーヤーが登場し、「音楽データ」という方式にシフトしていっていると言ってもいいでしょう。

カセットテープ

FMトランスミッターの種類

上記にも挙げたように、車のシガーソケットから電源を取るタイプが特に多く流通していますが、種類が幾つかあるようです。

シガーソケットタイプ

これは前述したタイプで、車のシガーソケットから電源をとる現在主流とも言えるほど流通しているトランスミッターです。

形も趣向を凝らしたユニークなものも多く、近未来的なデザインが若者層を中心にウケています。加えて、Bluetoothという無線通信の規格に対応したものが殆どです。

【因みに】シガーソケットは、車でたばこを吸う事を想定して設けられた、「ライターの代わり」のようなものを熱する設備で、たばこマークのボタンを押し込むと、内部のコイルが電熱で熱せられ、一定時間経つと「パチン」と跳ね出てきて、そのまま引っこ抜いて熱せられたコイルでたばこに火をつけることができる、というものでした。

現在はたばこに対する健康的影響からコイルライターはなくなり、残ったシガーソケットは主に「アクセサリー電源」として第二の人生を歩んでいます。

デバイス一体型

これは少し前のスマートフォンなどのイヤホンジャックに刺し込んで一体化する事でデバイスの音楽情報をラジオの周波数に乗せる、ちょっと古いタイプのトランスミッターです。

電池式と充電式があり、今となってはコスパ的にはあまりよろしくはありませんでした。

ナビゲーション一体型

ナビシステムにFMトランスミッターを機能として盛り込んでしまったタイプです。

それにより、わざわざFMトランスミッターを買わなくて済み、ナビの操作に慣れてしまえば設定もし易くなりますが、故障の修理や、車を手放す時はリスクが伴います。

修理に出すとなれば、専門業者によるナビ本体の取り外し作業がもれなく付いてくるため、修理費用が割高になる事が多く、保障期間内でも取り外し、取り付け工賃は請求されるケースもある程です。

売却、譲渡などにより車を手放す時は取り付けの複雑さから付けたままにするのが一般的で、次の車にFMトランスミッターを新調する必要性が出てきます。

「次からはCDにするわぁ」、という場合は別ですが。

FMトランスミッター永遠の課題「ノイズ」

FM波を利用している以上、FMトランスミッターの泣き所というのが「ノイズ」ではないでしょうか。

強く良質な電波を使用できるラジオ番組ならノイズはほぼ入りませんが、そうでない一般的な電波の使用だと電波法上どうしても華奢きゃしゃな電波を使わざるを得なくなります。(免許が必要なため)

ですが、諦めるのはまだ早い!そんな中でもできる対策があるんです。

今回は手軽に出来るものを3つほど解説していきます。

ノイズ対策①安すぎるものを買わない

「安物買いの銭失い」という言葉がある通り、安物にはそれなりの理由があるものです。

パッケージに魅力的な謳い文句が書かれていても、値段が不自然と取れる程安い物には要注意です。

だいたいどの周波数に合わせてもノイズは消えません。

ノイズ対策②有線接続

例えば、スマホからBluetoothでFMトランスミッターに接続している場合、「スマホから無線でFMトランスミッターを経由して無線でFMラジオ」という流れが出来上がります。

無線電波はまだ不安定な場合もあります。

特に旧式のスマホのBluetoothは企画がアップデートされていない場合がほとんどで、接続がかんばしくないでしょう。

そのBluetoothをやめて有線で接続することで、ノイズの解消になる可能性があります。

このデジタル時代にアナログが勝ることって、あるんですねぇ。

ノイズ対策③被らない周波数を探す

音楽再生に直接作用するのはFM電波です。ラジオを良く聞く方はご存じかとも思いますが、FM波のラジオ番組は同じ放送でも地域によって周波数が違います。

これはFMトランスミッターにも影響することなので、覚えておいて損はないでしょう。

その地域でオンエアされている放送局の周波数から一番遠い周波数がベストと言えます。

同じFMトランスミッターのユーザーとの混線も防ぐ事が出来るので、急に違う音楽が流れてきたりすることもなくなりますね。

次は現在リリースされているオススメ機種を紹介します。

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