車中泊にうってつけのアイテム
車中泊に欠かせないのは、車だけではありません。
便利なアイテムがあればアウトドアを快適なものにしてくれて、良き思い出を残すサポートをしてくれるでしょう。
そこで、定番から技あり商品までをおすすめ紹介していきます。
Ceme車中泊エアーベッド
まずは車中泊の定番、快適な寝床を確保する簡易マットレスです。
この商品の利点は、エアーで膨らませることで極上の寝心地を作り出すところにあります。
しかも、スポーツカーなどの特殊な車以外のほとんどの車種に使用可能という親切設計も見逃せないポイントです。
Ceme 車中泊 ベッド エアーベッド 車中泊マット 車載 エアーマット SUV MPV 車ト 後部座席用マット ベッドキット キャンプ用品 快適空間 仮眠 車載電動ポンプ (ブラック)
「でも、これだけの大きさのマットレスを膨らませるのは大変じゃない?」
そう来ますよね。
ご安心ください、シガーソケットで使える電動エアポンプが付属しています。
これなら膨らませる労力もいりませんし、使わないときはコンパクトに収納しておけます。
季節を問わずに使えるおすすめの一品です。
ナポレックス車中泊用カーテンフロント用3枚セット
車中泊で寝泊まりする時に意外と気になるのは外からの視線ではないでしょうか。
背の高い1BOXミニバンやキャンピングカー以外の車は、外部からの視線にさらされやすい状態にあると言え、意図しないでも「見えてしまう」ことが誤解を生み、思わぬトラブルにもなりかねません。
見るつもりはないのに見えてしまう外の人も、見られてしまう車内の人も、老若男女問わず気持ちの良いものではありませんよね。
そこで活躍するのが車用カーテンです。
【Amazon.co.jp 限定ブランド】NSTILE by NAPOLEX 車中泊用カーテン フロント用3枚セット UVカット率99% 透けにくい生地で外からの視線をシャットアウト 仮眠に最適 汎用品 NST-1
この商品、車用として造られている事はもちろん、遮光素材でUVカット機能も備えているため女性や小さなお子様に優しく、幅広い車種で使用可能な汎用型という経済的な気遣いもされています。
そして、別売りにはなりますが、リア用カーテンを使えば車内の完全遮光が可能になります。
ちなみに、リア用カーテン5枚セットはこちら。
【Amazon.co.jp 限定ブランド】NSTILE by NAPOLEX 車中泊用カーテン リア用5枚セット UVカット率99% 透けにくい生地で外からの視線をシャットアウト 仮眠に最適 汎用品 NST-2
車用シートバックポケット
後席って意外と収納が乏しかったりしませんか?
運転席は運転という仕事がある以上、多くの収納を必要としませんし、助手席はグローブボックスやサイドポケットなどがありますが、後席はカップホルダーくらいしかなかったりしますよね。
小さなお子様を後席に乗せる場合のママさんは特に小荷物が多く、置き場所に困る事も多々あるのではないでしょうか。
ウェットティッシュと普通のティッシュはすぐに出せる位置を確保し、紙オムツとオムツシートも出すのに困らないレイアウトを考え、お子様が退屈しないようにスマホをスタンバって乗車。
その苦労を無くしてくれるニクいアイテムがこの商品です。
車用シートバックポケット 車用収納ポケット レザー素材 汚れ防止 後部座席収納 防水防汚 折り畳みテーブル付き 小物入れ brown
前席の背もたれを利用するという画期的なスペース活用の技あり商品です。
スマホ、タブレット端末、小型水筒、ティッシュ、折りたたみ傘、ペットボトルが収容でき、中央より少し上に設けられた簡易テーブルはタブレット端末と小型水筒を乗せても耐える頑丈な造りになっています。
ホワイト系のシートにマッチするブラウン、ベージュ、黒を基調にしたシックなシートに溶け込むブラック、ワインレッド、コーヒーがカラーバリエーションです。
ポータブル蓄電池
キャンプやアウトドアで意外と欠かせないのが「電気」ではないでしょうか。
色んな事が便利すぎる都会の生活から一時的に離れ、ちょっと不便な「非日常」を体験するのがアウトドアの醍醐味なんですが、電気ナシというのはいきなり原始時代にすっ飛んでしまったようなもので、いささか不便過ぎですよね。
そこで活躍するのが、「ポータブル蓄電池」です。
荷室に余裕があれば、是非おすすめなのが「suaokiポータブル蓄電池」です。
suaoki ポータブル電源 大容量120000mAh /400Wh 三つの充電方法 AC & DC & USBなど5WAY出力 正弦波 家庭用蓄電池 LCD大画面表示 車中泊 キャンプ 防災グッズ 停電時に
この蓄電池は車のバッテリーとほぼ同じサイズで120000mAh/400Whという大容量…と言ってもイマイチですよね。
ザックリ解説すると、「フル充電で12万mA(120A)の電流が1時間流れますよ」ということです。具体例として、扇風機が50Wで6時間の連続使用ができると説明されています。
そしてこの蓄電池の最大の特徴は、「ジャンプスタート」が可能だというこです。
車のバッテリーが上がったときの応急処置として別の車のバッテリーを繋いで回復させるジャンプスタートを教習所では習います。
それがポータブル蓄電器でできてしまうのですから、貴重な電源としてはもちろん、トラブル時や災害用としても機能することが期待できますね。
充電方法は家庭用コンセントのほか、シガーソケットでも充電でき、別売りにはなりますがソーラーパネルを揃えれば太陽光発電で充電ができるようになるという至れり尽くせりです。
ただ、ちょっといいお値段なので、「そこまででなくてもいい」という方には、こちらもおすすめです。
suaoki ポータブル電源 S270 40540mAh/150Wh 小型 軽量 家庭用蓄電池 PSE認証済み 三つの充電方法 AC(150W) DC(180W) USB出力 急速充電QC3.0 車中泊 キャンプ 釣り アウトドア 防災グッズ 地震 停電時に 二年間保証
「ちょっと大きめのお弁当箱」位のサイズですが、機能はしっかり凝縮されています。
40Wの小型扇風機や小型冷蔵庫で2.5時間の連続使用が可能で、充電もAC100V充電、シガーソケット充電に加え、別売りのソーラーパネルを使えば太陽光充電もできます。
しばらく電気を使うことはないな、と言うときにソーラー発電させておけば、待機している時間を電力の補填に使えるので、帰りの道中のトラブルで電力不足により使えなくなる事態を防いでくれます。
そのソーラーパネルはこちら。上記のメーカーが同一なので互換性があり、どちらでも使えます。
suaoki ソーラーチャージャー 100W 23%高変換効率 ソーラーパネル 折りたたみ式 ソーラー充電 USB/DC(18V)出力 QC3.0急速充電 スマホ ノートパソコン 自動車バッテリー suaokiポータブル電源充電可 防災 非常用
虫よけネット
夏場のちょっとした休憩、走行中の自然の風を感じたい時はありませんか?
そんな時などにこの商品は活躍します。
特に夏場の車中泊にはもってこいの商品です。
【Y.WINNER】ウインドーネット 左右1組(2枚入) ウインドウネット 夏 虫よけネット 防虫ネット 車中泊 アウトドア グッズ カー用品 車用 網戸 【日本語 取り付け説明書付き】 (スライドドア用)
スライドドア用ですが、汎用タイプですのでほとんどの車種に使用可能です。
暖かくなるとアクティブになるのは人間だけではないようで、同じくアクティブになった虫たちの侵入で虫刺されの被害に遭うのを防いでくれます。
車中泊可能な場所
次に、車中泊が出来る場所を見ていきましょう。車中泊が可能な代表として
- 道の駅(無料)
- 高速道路のサービスエリア(ある意味有料)
- 河川敷、高原、峠道(無料)
- キャンプ場(有料)
- RVパーク(有料)
などがあります。それぞれ解説していきましょう。
道の駅
無料で利用できる車中泊の定番…でしたが、ここ最近では、独自の車中泊禁止ルールを定めるところが多くなってきており、「道の駅だから全国どこでも車中泊できるでしょ」的な考えは通用しなくなっていると言えます。
その最たる理由は、車中泊ユーザーの「マナー違反の横行」に尽きるのだそうです。
2台分の駐車スペースを陣取ったり、飲酒、喫煙によるゴミの散乱、深夜の喧騒が相次ぎ、道の駅管理者はじめ近隣住民にまでその被害が拡大した結果、強硬措置を取らざるを得ない状況にまでなってしまった、というわけです。
とはいえ、「宿泊目的ではなく、仮眠のための利用ならok」ということを国土交通省が認めているため、夜中に到着して一晩仮眠してから朝方出発するのが道の駅車中泊のスタイルと言えるでしょう。
注意点としては
- 連泊しない
- 寝るためだけの場所という認識を持つ
- テント設営はもってのほか
- ゴミは極力持ち帰る
- 夜間はエンジンを切る
- 飲酒など言語道断
- トイレなどから電源を取ったら「盗電」という窃盗罪に問われる場合もある
同じアウトドアでも、車中泊の延長線でキャンプ行為までしてしまうと、さすがにアウトです。「みんなが使う場所」ですので、マナー意識を高くして利用することが一番大事なんですね。
高速道路のサービスエリア
高速料金がかかるので、「ある意味有料」としました。
とは言え公共の性質もあるので、夜間のエンジンは切る、ゴミは持ち帰るといった最低限度のマナーは必要になってきます。
それさえ守られていれば、車中泊し易い所のひとつとなるのではないでしょうか。
河川敷、高原、峠道
無料で車中泊が可能なもう一つの場所が、河川敷や高原、峠道といった自然の片隅で一夜を明かす、ある意味アウトドアの王道です。
が、ここも管理者が国や地方自治体のため公共の性格が強いところですので、上記のようなマナー意識をもって挑む必要があります。
それぞれの特徴と注意点としては
河川敷
ダムの放水やゲリラ豪雨などにより、急激に水かさが増えることがあるため、河川より離れた所を選ぶ必要があります。
また、トイレがないので、トイレが近くにある所を下調べする必要があります。
高原
災害としてのリスクは低めですが、「自然以外何もない」所が多く、水とトイレは自前で何とかしなければなりません。
特に女性が同乗している場合は、トイレのハードルが一気にあがるでしょう。
また、人里離れた所でもあるため、防災は自分だけが頼りになります。
野生動物や虫の対策も考えておく必要があるでしょう。
峠道
山坂道の所々には、簡易的に駐車場が設けられているところがあります。
通行難所の休憩、夜景を楽しむスポットとしての利用が想定されていますが、車中泊となるとまず防犯に注意しなければなりません。
人気のない所ですので、施錠とマナーはシッカリ実行しましょう。
また、通行難所を猛スピードで攻略しようとする「走り屋」も出現するため、スキール音で寝れなくなることも考えられますので、耳栓なども有効です。
そもそも彼らは道路交通法違反(スピード違反)を犯しているので、通報するのも一つの手段ですね。
私が言うのもナンですが…
キャンプ場
有料にはなりますが、アウトドアでやりたいことができる理想の場所です。
まず水道が整備されているため、トイレやシャワーに苦労することはありません。
また、キャンプサイト内には電源を設置している所も多く、各デバイスの充電、家電製品の使用ができます。(ドライヤーなどの消費電力が大きいものは使えないケースもあります。)
加えてイスやテーブルの貸し出しもあり、かまどやバーベキュー場といった調理場が完備されているため、煮炊きし放題。
そしてなにより、1台の車で大人数の場合、テントと車中泊に分かれる合理的な方法も可能になります。
RVパーク
知る人ぞ知る、 日本RV協会が認定する「車中泊のための有料駐車場」がRVパークです。
車中泊に特化しているだけあり、駐車場の1台分が広く取られていて、イス程度なら出しておけます。
もちろん、電源供給があり、ゴミの処分が可能で、1週間程度の長期滞在もできる車中泊ユーザーの為の施設と言えます。
ただ、駐車も施設利用も「有料」で、全体数が少ないため予約が取りにくく、当然ながら長時間及び夜間のアイドリングとキャンプ行為は禁止されています。
ですが、キャンプ場同様に気兼ねなく車中泊ができる貴重なスポットです。
車中泊の注意点
冒頭でも触れましたが、車中泊にはトラブルのリスクが孕んでいます。
無料だからといって、何でもアリなわけじゃないんです。
そこには近隣住民の方達に対する配慮は当然しなければいけません。
また、防犯意識も高める必要があり、時間の長短に関係なく車外に出た時はカギをかけることを必ず実行するのは基本です。
「めんどくさいと思えばトラブルを招く」ですね。
しかし、そんなトラブルも事前に対策することで防ぐことができます。
せっかくのレジャーを台無しにしないためにも、しっかりと心得ておくことをお勧めします。
窃盗などの物盗り
トラブルの可能性として一番高い位置にあるのがコレではないでしょうか。
特に施錠を怠りがちな複数グループでの車中泊や、夏場の暑さ対策のために窓全開などした時に窃盗の危険が高まります。
また、狙われるモノも金銭とは限らず、スマホやタブレットなどの携帯端末、記録~編集用のPCやビデオカメラ、BBQセットまでが被害に遭っている事例があります。
やはりカギかけは基本なんですね。
ノゾキや痴漢
夏場の熱帯夜、「暑さゆえに窓を開けていたら襲われた」なんて事例は海外では頻繁にあるようです。
とはいえ、日本でも犯罪の質はアメリカに追従してきているとさえ言われています。
海外のイカレた犯罪者のようなことをしでかす者も、今後出てくるかもしれません。
車用カーテンは防犯の抑止力にもなるんですね。そろえておいて損はないものと言えるでしょう。
近隣住民とのトラブル
車中泊はホテル予約の手間もいらず、自由で格安なことから密かなブームになっています。
が、その一方で、近隣住民的には歓迎できない側面もあり、度々車中泊ユーザーとモメる事例が際立ったこともあることはご理解いただけたかと思います。
マナー違反の横行も然りですが、 同じ車が何日も停まっていたら「張り込みされているみたいで気持ち悪い」というのも理由のようで、警察に通報されることもあるようです。
同じ所に長居は無用なんですね。
また、いくら公共スペースは無料だからといって2台分のスペースを使ったり、 七輪で焼き鳥焼いたりなどといったキャンプ的行動をするのも完全なマナー違反です。
絶対にやめましょう。
因みに、法律的に公共の場での車中泊は「グレーゾーン」で、上記のようなキャンプ的行動をしなければ「夜間の仮眠」としてお咎めはなしになるケースがほとんどです。
長距離トラックなんかも車中泊になりますからね。
まとめ
車中泊に関するノウハウを総合的に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
昔に比べて今は車中泊がしづらい環境にあるかもしれません。
そのためには、再三言うように「マナーの尊守」です。
車中泊ユーザーのマナーアップが広がれば、気軽に車中泊ができるようになる時代がくるかもしれません。
そのためには、1人でも多くの人がマナーの大切さに気付くことから始まると言ってもいいのではないでしょうか。
是非マナーをシッカリ身に着けて、楽しい車中泊を満喫していただけたらと思います。
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